自衛隊撤収式

takayoshi-k2011-08-13

8月1日 災害派遣に出動していた自衛隊の撤収式がありました。

昼前に宮城県、午後には仙台市の撤収式でした。

自衛官自身も家を失い、家族を失ったかたも多くいましたが、ひたすら任務遂行にあたった彼等の姿に感謝と畏敬の念を感じざるを得ません。

ただ、ただ

ありがとう

かつての被災地 神戸からのメッセージ

私の住まう宮城県では、1978年に宮城県沖地震で倒れたブロック塀に下敷きになった二十数名の方が犠牲になりました。

1995年 阪神・淡路大震災では都市災害として多くの被害と約六千名の犠牲者がでました。多くの教訓を残して。


その後、新潟・中越、宮城内陸地震、昨年のチリ津波等多くの自然からの警告がありましたが、今回の東日本大震災では、必ずしもそれらの教訓が生かされていなかったと思います。


2万数千の犠牲


果てしなく続く海岸部被害のみならず広く内陸部での地滑りや家屋・工場等の被害

沿岸部住居等の壊滅、浸水による塩害・汚泥


あまりに大きすぎる傷痕。なかなか進まない再生構想

しかし、被災地では日々、みな希望を持って前に進もうと努力しています。




壊滅的打撃を受けつつも、その苦しみから復旧を果たしてきている神戸から、東日本のみんなにエールと期待のメッセージが届きました。

http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20110724ddlk28040240000c.html

村井知事

今日、津波により消失した地域代表の方々が、宮城県知事に要望書をお渡しするため県庁を訪れました。

ご自身も一切の家財を失われた仙台市議会議員・元議長の大内久雄先生ご引率のもと、地域代表として各町内会長さんたちが、安全・安心な集団移転先の選定、生活基盤の早期復旧について切なる思いを村井知事にお伝えしました。

知事は誠心皆さんのお話に耳を傾けられ、国・県・市が一体となった善処についてのお考えをお話しくださいました。

この方だからこそ、この未曾有の大災害において、地方として適確に対応されてきていると確信いたします。


県と同等の権限をもつことのある政令指定都市・仙台としても一層、国・県と連絡を密にしてことにあたらねばならないことを改めて認識するとともに、早く仕事をさせていただきたいとの思いを強くしました。