仙台市まちづくり意見交換会
朝、東京からの救援物資を避難者、ボランティア、民生委員、元消防の方々とともに某市民センターで荷卸し、配分・輸送。
冷凍食品だったのにもかかわらず手袋を忘れていったため、作業時手の冷たいこと。
作業管理上の不十分を反省・・・
ここでは引き続きボランティアの方々による炊き出しがありました。
本日は仙台市による復興ビジョン巡回説明が若林区役所内で開かれました。
これは市長、局長、災対本部長らが、各区を回るもので、待望の説明会だったため、区内の町内会役員さん、家屋が流失された方、避難者を支えてきた方々等で満席となりました。
被災者方々の最大の関心事項は、津波により大被害を受けたそれぞれの地区がこれからどうなるのか、です。
市による説明はプレゼンにより行われました。
約1時間、25枚にわたるプレゼンを使用した復興ビジョンの説明後、参加者との意見交換です。
ここでは、
○ 被災後の避難所また在宅避難者への救済、また、その後の対応の不備、行政と住民の意識の乖離等 に対する苦言
○ 長期にわたり復旧・復興の具体策が決まらないことへの不安
○ 経済活動の停止による生活の窮状、声こそ静かでしたが悲痛な叫び
○ 冠水農地の再生
○ 原子力災害への対応
○ 津波にのまれた居住地区の行く末
住めるのか住めないのか、安全なのか、集団移転はどうするのか
といった意見・質問が相次ぎました。
市長自らが真摯に回答されていましたが、個別具体的事項については、7〜8月に各地区ごととの意見交換を踏まえ決定していくとのことでした。
また、集団移転については、8月に示すとのことでもあります。
じ後の意見交換で出される案は、現地に労を惜しまず足を運び、住民の意向を聴取したものであることを切望します。
上記意見・質問のほか、個人的には、
○ 今次対応に関する、行政当局の教訓収集のための体制・態勢の状況
○ 幹部による現場進出の有無、その時期
等についても質問したかったのですが、アンケートへの記述で代用しました。
行政側も大変なのは、前職の約半分を食わず寝ず休まずの事務方ですごした私も十分理解しています。
しかし、ここががんばりどころです。
がんばろう日本! がんばろう政令指定都市仙台!