震災後、初の上京

震災のボランティアで知り合った首都圏の方のご紹介で、異職種間の交流と知見の交換をする会に参加させていただきました。

参加者持ち回りの講話の形をとりはじめて3年にもなるそうで、それぞれのエキスパートである先生、事業家、芸術家と幅広い方々がお集まりです。

今回のお題は、「専門家ではないが地震原子力について語ろう」で、専門家ではないといいながら、かなり専門の皆さんがご講話されます。

地震津波、建築、医療、原子力放射能

それぞれに携わって来られた方々による非常に参考になるお話です。


私は、被災地仙台市若林区から来た元自衛官という立場から、避難所で運営支援をしながら見た被災地の状況といまだ抱える問題点、今回ひたすら献身的に任務にあたった自衛隊の行動について、紹介させていただきました。



(写真は同席させていただいた、デザイナーの女性にお願いして撮影していただきました。ありがとうございました!)

ひとつ打ち明けますと、後援会事務所の再開を突発的にしたばかりなので、講話準備がおぼつかず、新幹線の中で人目を気にしながらプレゼン作業し、上野駅あたりで概成(バッテリー切れ5分前!)したのでした(汗)

ただ、被災地の者として市民の目線から見た事実と、自らも家族・家を失いながらひとりでも多く、少しでも早く被災者を助けたいとの思いで任務にあたる自衛官の真摯な姿と内なる気持ちを少しでも伝えたい、と、揺れるパソコンに向き合いました。



講話は、かなり早口だったなあ、と反省してます…。